早めに描くべきキャリアパス

IT業界のエンジニアも、クライアントから依頼されるシステム開発に追われるばかりではありません。

年齢が高くなればスキルも自然に蓄積されていきますし、現場一辺倒を貫くエンジニアもいます。

ですが、IT技術が成長するスピードは速いため、新しい技術を取り入れなければIT業界では働き続けられないケースも多いです。

とはいえ、新しく学習するには時間や費用が必要となってきます。

キャリアパスを描いていないと、将来的な昇進や技術向上が見込めない可能性も高いです。

IT業界は多様化しキャリアパスも多岐にわたるため、幅広い視野を持って将来設計を行いましょう。

エンジニアのキャリアパスとしては、主に4つ考えられます。

一つの分野に特化し専門性を身につけるスペシャリストと、どのような業務でも引き受けられるゼネラリストは多くの人が目指すところでしょう。

そのほか、開発部門のマネジメントを行うマネージャーや、独立したフリーランスもキャリアパスの一つです。

自分が携わる職種や働く企業によっても、求められるスキルや経験は異なります。

描いた通りのキャリアパスが叶わない結果を防ぐためにも、早めの行動が欠かせません。

もちろんキャリアパスの達成がゴールではなく、さらにキャリアを磨くために日々の研鑽が求められるでしょう。

自分の経験やスキルを棚卸して、これからの方向性を考えながら軌道修正することも可能です。

早めの行動は大事ですが、慌てずに熟考することを意識しましょう。